聖観世音菩薩が下野新聞に掲載されました

以下、下野新聞の記事をまとめます。

県内初 北川運長作と確認

威徳院にある「威徳院の聖観世音菩薩が北川運長が作成した仏像であることが分かりました。県内で北川作の仏像が発見されるのは初めてです。県立博物館の深沢麻亜沙学芸員は「北川の仏像は真言律宗の寺に多く残されている。県内でも調査することで新たな文化が発掘されるのでは。」と期待している。

北川運長とは

北川は京都を中心に江戸中期、宝暦3(1753)年に活動していた仏師で、高野山(和歌山)の仁王像や善通寺(香川)の薬師如来などを手掛けています。霊雲寺(東京)にも北川の仏像があることが確認されている。

威徳院の聖観世音菩薩

聖観世音菩薩は威徳院から南に1キロの場所にあった正法寺のご本尊でした。正法寺は霊雲寺の末寺で威徳院に合併されました。今年9月23日、厨子の底面に「正徳元年(1711年)霜月開眼」「大仏師法橋北川運長作」「下野之国奈(那)須郡正法庵」などと書かれているのを発見。県立博物館に連絡したところ今回の運となった。

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ひつじロジック代表取締役

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