虚空蔵菩薩
広大な宇宙のような無限の知恵と慈悲の心が収まっている蔵から知恵や記憶力、知識を取り出して与えてくれる菩薩です。
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ご本尊は右手に宝剣、左手に如意宝珠を持っています。
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もう一つの虚空蔵菩薩は右手に予願印と言われる掌を見せて下げる印相を、左手には如意宝珠を持っており、真言を100日間で100万回唱える『虚空求聞持法(こくうぐもんじほう)』という修行法の礼拝対象となっています。
大威徳明王
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威徳院の寺名ともなっている、阿弥陀如来または文殊菩薩が人々を教え導くために敢えて恐ろし気な姿となった明王です。
顔、手足を6本ずつ持ち、神の使いである水牛に跨っています。6つの顔は六道をくまなく見渡す役目を、6つの足は六波羅蜜を怠らず歩み続ける決意を表しており6つの腕のうち2本は中指を立てて両手を組む『壇陀印』を4本で武器を持ち、怨霊と戦います。
妙見菩薩
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古代中国には北斗七星を神とみなす信仰があり、そこへインドの仏教思想が流入し、菩薩の形にしたものが妙見菩薩です。
『妙見』とは『優れた能力』を意味し、善悪や心理をよく見通し、人々の願いを成就させてくれます。像容が一定していませんが、当院の像は玄武(亀と蛇が合体した想像上の動物)に乗り、唐服を着ています。
不動明王
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大日如来が仏法に従わない者を力づくで脅し教え諭すために恐ろし気な姿となった明王です。右手に持つ剣で煩悩を断ち切り、左手の縄で悪を縛り上げ、煩悩から救い上げてくれると言われます。